執事喫茶スワロウテイル

執事喫茶スワロウテイルでお嬢様体験をしてきた。

ドアをくぐると耳に心地よいやさしい声で「お帰りなさいませ」の挨拶。

40代頃の執事長らしき人から軽く説明を受ける。(サイトの求人みたら、50代からn応募だった。。。若作りだな)

色気と品格を感じさせる方。モダンで瀟洒な方。

給仕は、全体的に20代~30代くらいの人。今日見た限りでは、細身の人が多い。一人筋肉質のがっしりした体型のかたもいた。

ヴィジュアル系やホスト顔、渋めなど様々な顔を集めている。思わずはっとするような顔の人はわずかだが、雰囲気イケメン含めそこそこ容姿は整っている。

低く穏やかで女性を怖がらせない声。落ち着く。口調は、ですます調だが、時折めっちゃ、ばくばくなどフランクな口調になる方いる。客層に合わせてる?

よく来店する方とは、個人的な話もするようで、ホストっぽい。

客層は、10~40代ぐらいの女性が9割。カップルで来てる人もいた。

完全に偏見だが、オタク、腐女子が多いように感じた。(アニメイトらしんばんでみかける服装や髪型の方が多い)

天井はペンキ塗り、荷物かごはカフェによくある100均の茶色いメッシュのものなど少々安っぽさはあるが、暗めの照明やダークブラウンの机や床、布張りの深い青のソファ、光の反射が多いガラスの照明、給仕する方の燕尾服、ささめきによって、空間の豪奢さ、夢のような空間を作り上げている。

アニメや漫画のように(ある程度)容姿の整った人に豪奢さを感じさせる空間で給仕してもらいたい願望をかなえるにはうってつけの場所。

今日頼んだのは、アンナマリアなるアフタヌーンティーセット。

ロイヤルアルバートの食器にニルギリを入れてもらう。

食器の選ぶ基準は、緑川さんだからみどりを選んだらしい。そこは、客の雰囲気にあわせてほしかった。いっぱい行ったらできるのかな。

この食器、受け皿の花模様が対面する人に正しい模様がみえるようになっていて、おもしろい。セットで、対面する人に模様をみせて楽しませる意図なのかな~。

渋みが薄くて飲みやすい。ミルクいれるとスコーンとよく合う。

食事の味は、香ばしいスコーンとこってり滑らかなクロテッドクリームはおいしく、また食べたいと思ったけど、他のサンドイッチやケーキは微妙。

チョコレートムースのケーキは、様々な味が相殺しあって結局何味なのかわからなかった。

ベル鳴らして、お皿やお茶を継ぎ足してもらうスタイルだが、呼ばなくても減り具合によって変えてくれる。

雑駁な印象をまとめると、

・雰囲気とサービスがまあまあ良く、執事の容姿や給仕姿を楽しむ場所

・支払いなどしたことない、乗馬の時間ですなどありがちなお嬢様設定で接してくれるので、照れずにノッた方が楽しめそう(エミリンさんみたいに)

・お世話されるって最高に楽で気持ちいいってことを感じることのできるひと時。

帰宅後も淑女の気分が続いて、動作が丁寧になる。

プラス点

・容姿と声質と所作の整った男がわがまま聞いて丁寧に世話をしてくれ、逆ハーレム気分。男を侍らせたい気持ち、わかる。

・カーテンで客の間に仕切りによって、視界が狭まることで客の数が少なく見え、私”だけ”に接客してくれような気持ちになる。

・フォークに水滴がつく→涙がついているなど言い回しが芝居がかってて夢空間を演出

・紅茶とスコーンがおいしい。

・茶器や、ティーポットカバーの付け方が美しい。

マイナス点

・忙しいと呼び鈴に気づかないときもある

・支払いの伝票は食事中ではなく、最後にもってきてほしい。

・トイレが若干臭い。ナプキン置いてくれる気配りはうれしいが、口腔ケア商品もできれば置いてほしい。

 

多少気になるところあるが、癒しと大事にされたい欲求を満たす為にまた行きたい。